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SEOに多い誤解(ビックキーワード至上主義)。「ニッチ」を狙おう

time 2017/08/04

SEOに多い誤解(ビックキーワード至上主義)。「ニッチ」を狙おう

SEO対策で多い誤解(ビックキーワード主義)。ニッチ追及で効率よく売上を出す

昔に比べればだいぶ減ったとは思いますが、「ビックキーワード至上主義」がいまだに一部の方に信奉されているようです。

「とにかく検索ボリュームの多いキーワードで上位表示させればいい」というマインドで凝り固まってしまうと『罠』にはまります。

ボリュームの多いキーワードよりも少ないキーワードで対策したほうが、長い目でみたときにコストパフォーマンス、効率が良いといえます。

その理由について詳しく考えてみましょう。

「ビックキーワードで上位表示すれば商品が絶対売れる」の怪しさ

とにかく何でもいいからビックキーワードで上位を取ればいい、と考えているWeb担当、経営者がまだまだ一部いらっしゃるそうです。

確かに、検索ボリュームの多いキーワードで上位を取れればPVや訪問開始、セッション数自体は増えます。それ自体は否定しません。

当たり前です。だって、ボリュームの多いキーワードで上位を取れば、勝手にクリック数が増えるのは当然ですから。


「アクセスも増えていいじゃないか。何が問題なんだ?」

言いたいことはわかります。ですが、その考え方には落とし穴が幾つかあります。

成約(コンバージョン)が取れるキーワードなのか確認

対策したいキーワードが成約(コンバージョン&問い合わせ)に近いのかについて事前に検証しておくことが大事です。

たとえば、仮に「新車 販売」というキーワードがあるとしましょう。

アナタの会社が「新車しか販売していない会社」だった場合、果たして「中古車 販売」というキーワードで対策する必要はあるでしょうか??

「中古車で商品を買うとこんなデメリットがありますよ?」⇒「だから、どうせ車を買うのであれば新車にしましょうね?」というコンセプトでコンテンツを作る、若しくは、購入を促すための「導線コンテンツ」として「中古車用」のコンテンツを別途用意する、等の二段構えの構想があるのであればまだ理解できます。

そういったことを考えもせずに「中古車のキーワードボリュームが多いから、とにかくこれでキーワード対策してください」というクライアントさんがなんと多いことか・・・。

サイトの構成・情報の中身が検索ユーザーの求めている情報の内容に合致していなければコンテンツとしての価値は高くないです。
当然グーグルはそのような記事・サイトは評価はしません。

もし仮に、「中古車」というキーワードでどうしてもSEO対策をしたいのであれば、中古車の検索キーワードのペルソナを十分検証してからコンテンツの構成を考え、尚且つ、その構成がサイトにとって本当に必要かどうか確認してから検討したほうがいいでしょう。

検索ボリュームの多いキーワードで対策するのはコスパが悪い

第二に、コストパフォーマンスの悪さがあります。

SEOキーワードの「検索ボリューム」「売上(コンバージョン、問い合わせ、申し込み等)」の関係について以下のようなイメージをお持ちではないでしょうか?

SEO対策 売上 関係性

「関連キーワード・共起語の広がり」とは、共起語、サジェストキーワードの組み合わせの豊富さを表します。

例えば、「A B」というキーワードがあった場合、「A B C」「A B C D1」「A B C D2」「A B C D1 E1」「A B C D1 E2」・・・という具合に、サジェストキーワードや共起語が豊富なほど「横軸方向に広がっている」と定義します。

例:「イタ飯 人気」「イタ飯 人気 東京」「イタ飯 人気 東京 ランチ」「イタ飯 人気 東京 ランチ 値段」というキーワードを考える場合、キーワードのバリエーションがどんどん増えていくので、グラフ上で「横軸方向に広がっているキーワード」といえます。
 
 
図中の「SMALL word」は検索ボリュームの少ないキーワードなので、グラフの右側のほうに位置します。
図中の「BIG_word」はボリュームが多い語句なのでグラフの左側に分布しています。

この図を見る限り、「検索ボリューム」と「CVの可能性」は比例していることになります。「ボリュームが多いキーワードはなんでもいいからSEO対策しろ!」のイメージを視覚化したグラフです。

では、実際はどうなのでしょうか?

実際は、どちらかといえば以下のグラフの状況に近いといえるでしょう。

スモールキーワード コンバージョン 取れる

両者のグラフをよく見比べてみてください。

一般に、CV(コンバージョン)は、たしかに検索ボリュームが多いほど増えていく傾向があります。(※キーワードにもよります。)

しかし、スモールキーワードと比べると、CVの「開き」にそこまで大きい差はありません。(黒色の矢印の間隔 ↓↑)

それどころか、「ニッチな語句」でCVが飛びぬけて出ているキーワードの組み合わせもあります。

ビックキーワードで対策を講じるよりも、スモールキーワードの組みあわせを増やしたり、競合がまだ占有できていない「ニッチキーワード」を見つけて対策したほうが、作業効率、コストパフォーマンスなどの面でも有効です。

ニッチ・スモールキーワードで正攻法 ⇒ アップデートに振り回されるリスクが低い

Googleは定期的に検索エンジンのプログラムを更新しています。

それは、ユーザーの利便性向上とブラックハットな対策を講じたサイトに検索結果が汚されないようにするためGoolgeが常に対策を講じているからです。

ペンギンアップデートなどのアルゴリズム更新は、公なアナウンスなしで行っているという情報もあります。

ですから、「変なこと(ブラックな作業)」をこそこそとやっていると、ある日突然「URLがWebから消えてました」なんてことにもなりかねません。

ボリュームが大きいキーワードで検索順位を上げる場合、ホワイトなコンテンツマーケティングだけではかなり難しいです。ナチュラルなリンクを獲得するためにも相当な時間が必要です。

その結果、外部SEO対策で短期の成果を出そうとしてしまいがちです。

以前、「ペナルティの主な原因は? Googleのガイドラインに違反したから」でも確認しましたが、外部SEOには一定のリスクがあります。

ボリュームのあるキーワードで上位を取ることだけが目的になっていないでしょうか?


「良質なコンテンツでサイトを構成し、顧客に有益な情報を提供し続ける。売上はその結果である。」

これがWebマーケティングやコンテンツマーケティングの健全な考え方です。

ですが、いつの間にか「顧客目線」を意識するよりも「上位キーワードを取る」ことだけが目的になってしまっているわけです。

『 手段の目的化 』

これだけは避けたいものです。

ニッチな検索語句のほうが対策しやすい理由

ニッチな検索語句を探してきてキーワードの検索意図に沿ったコンテンツを作る。

ロングテールなSEO対策は正直「これ」につきます。

もちろん、スモールキーワードであれば何でも対策すればいい、というわけではありません。

ただ、スモールキーワード群の中に「おいしい語句」が存在するのは事実です。

「おいしい語句」とは、成約や問い合わせに結びつきやすいキーワードで、尚且つ、競合他社がまだ占有していない語句の組み合わせです。

スモールキーワードやニッチキーワードの探し方・考え方については、「ロングテールSEOの集客方法。キーワードの選び方とコンテンツの構成」も併せて参考にしていただければ幸いです。

まとめ

まとめ
  • ビックキーワードも大事だが、ニッチなスモールキーワードのほうが対策しやすい
  • 売上につながるニッチなキーワードを探すことが最短で売上を伸ばすコツ

最後までお読みいただきありがとうございました。

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