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seo対策とは何か?

time 2017/07/27

seo対策とは何か?

SEO対策とは具体的にどのようなものか?

「SEO対策」の定義

「SEO対策」と耳でよく聞く(記事の中で単語を見かける)ことがあっても、それが具体的に「どのような対策」なのかについて(何も参照せずに人に説明できるくらい)具体的にきちんと把握している方は(Web業界のお仕事に従事している人ですらも一部を除き)あまり居ないのではないでしょうか。

そこで、当ページでは「SEO対策(えすいーおーたいさく)」についてなるべく多くの人にご理解いただけるような分かりやすい解説をしてみたいと思います。

Google(グーグル)の検索エンジンをたたいて早速「SEO対策 とは?」と打ち込んでみるとこんな結果が検索画面のトップに表示されました。

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」という意味です。 つまり、GoogleやYahooなどの検索エンジン(検索サイト)で、特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のことです。

これだけで意味が分かる人もいれば、わからない人も居ることでしょう。

人によっては、「そのキーワードで1位を獲得できれば、PVもアクセスも増えて良いもの。それがSEO対策。」などど大雑把なイメージをお持ちの方もいるでしょう。

その解釈は一応「ある意味」では合っているといえるかもしれません。が、「合っていない」ともいえます。
(どっちやねん(゜д゜;))

そもそもSEO対策はなんのためにある?1位を取ることが「SEOの目的」か?

答えを先に申し上げます。「とりかえず検索キーワードで1位を取ればいい」という考え方は必ずしも正しいとはいえません。

ただ、ある文脈では合っているといえば合っているといえるかもしれません。が、必ずしも正しいとはいえないということです。

「正解と言ったり、間違いといったり、どっちなんだ!さっきから矛盾してるぞ!はっきりしろよ!」という声が聞こえてきそうです。

もうちょっと話を分かりやすくしてみたいと思います。

SEOの”実態”は常に進化し続けている。大きな転換点は「2012年」!

言葉の定義の「正しい」「間違っている」のジャッジメントをする前に、まず先にSEOの歴史について触れてみましょう。

SEOには進化の歴史があります。そして、時代が進めばすすむほどSEOのルールや仕組みも大きく変わっていきます。

大きな転換点は2012年。2012年に一体何があったのか。

この年にGoogleは今後の検索エンジンの向上のために断固として検索エンジンのアルゴリズム改造に力を注いでいました。

その最たるものが「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」と言われるものです。

(この用語について専門的なレベルまで知識を広げる必要はありません。用語のおおまかな意味さえ理解すればみなさんには十分でしょう。)

2012年の頃に実施された「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」とは、「Webサイトの品質(サイトに投稿された記事の内容、サイトの全体構成やクオリティ等)が悪い場合は、あなたのサイトの検索順位を今後落としていきますからね?」という『Googleのルール改定』みたいなものだと思っていただければいいでしょう。(※)

※これは厳密な説明ではありません。初心者の方でもイメージで理解しやすくするため意図的に分かりやすい表現を用いています。

では、なぜGoogleはそんなアップデートが必要だったのでしょう?

理由は、それまで検索キーワードでの「上位表示至上主義」のようなものが横行していたからです。(※現在でも一部、その考え方に固執している方がいます)

実際、2012年ごろまでは、たとえサイトの内容や記事の品質がどれだけ悪くても、特定のキーワードで検索結果画面の上位(1位~3位くらい)を独占してしまえば自社製品(あるいは、アフィリエイターが紹介する商品)を消費者に買わせることができたからです。

このような状況を放置しておくと「検索ユーザーが本来知りたいと思っている情報を正確に提供することができない」とGoogleは考えたのです。

そこでGoogleは、「意図的に検索キーワードを上位表示させるような仕組み(例:ブラックハットSEO等)を駆使した悪質なサイトを駆逐できるプログラムを導入」することにしました。

そのプログラム導入の流れの一つとして実施されたのが「ペンギンアップデート」であり「パンダアップデート」であったわけです。

もちろんこれだけではありません。

あまりにも悪質な方法で検索結果画面を操作しようとするサイトには「自動ペナルティ」「手動ペナルティ」とよばれる手段によって手痛い”お仕置き”が課せられました。

(※現在2017年ではGoogle社員による「手動ペナルティ」は行われていない、との情報が確認されています。「AI(人工知能)」による自動ペナルティにすべて置き換わっているそうです。)

「お仕置き」とは、たとえば、サイトの検索順位があり得ないほど低下して圏外へ飛ばされる(ランキングが99位以下になる)などのペナルティです。場合によっては、検索エンジンのインデックス(自分のサイトURLが検索エンジンの結果画面に登録されている状態)を外されたりすることもあります。(つまり、検索エンジンに自社サイトが表示されなくなる)

一般に、自分の作ったサイトが「2ページ目以下(11位以下)」に表示された場合、ほとんどクリックされない(サイトへ訪問してくれない)というデータがあります。こんな状況に陥ったらWebでの集客効果はほとんどありません。

2012年以降から現在のSEOはどうなっているのか?

「意図的に検索キーワードを上位表示させるような仕組み」の一つに『ブラックハットSEO』と呼ばれるテクニカルな手法が存在します。

2017年の現在、このブラックハットSEOを駆使している人はほとんどいないといわれています。

その理由は簡単。そんなことをしたら「サイトが飛ぶ」可能性があるからです。

「サイトが飛ぶ」とは、検索順位が急落、或いは、検索エンジンから自サイトが削除されて検索結果画面に表示されなくなる状況を指します。

例えば、「株式会社 ABC123.com」と検索エンジンに叩き込めば検索画面に自分の会社のWebサイトが表示されているとします。「サイトが飛ぶ」状況に陥ると、「株式会社 ABC123.com」といくら打ち込んでも検索画面に自社のサイトURLが出てこなくなります。

つまり、これではWebサイトでの集客活動を行えなくなります。当然、Webからの売上もゼロになります。

これはGoogleが定めているガイドラインに逆らった結果もたらされたペナルティ(罰)です。

2012年以降、その傾向が顕著に出ていると囁かれています。

では、2012年以降の「SEO対策」は死んだのでしょうか?

決してそんなことはありません。現在のSEO対策の主流は「コンテンツSEO」「ホワイトハットSEO」などと呼ばれています。

ブラックハット、ホワイトハット、コンテンツSEOとはなにか?

正直、「SEO」にはいろんなバリエーションが存在し、用語の定義が人によって微妙に異なっていることがあります。ですが、ここでは分かりやすくするため説明は簡単なものにとどめておきます。

ブラックハットSEO

「外部SEO」などとも呼ばれる。キーワードの順位は、単純に「外部サイトから当てられているリンクの本数で決まる」という考え方がブラックハットの基本的な考え方。

つまり、外部サイトをたくさん自作自演した上で、「外部サイトから自分のサイトにリンクを大量に、機械的に張り付けていく作業を通して検索キーワードの順位を吊り上げる」という手法がブラックハットSEO。

2012年後半まではかなり有効な手法だった、とされている。今現在(2017年)この手法を乱用しても、逆にキーワードの検索順位が落ちるなどのリスクがあるためほとんどの人が利用していない。

ホワイトハットSEO

リンクを外部から意図的に貼り付ける作業ではなく、自サイトの中身(情報の見せ方、記事のクオリティ、サイト内リンクの貼り方)を改善することによってサイトの全体品質を改善し、SEOの効果を獲得しようとする試み。

コンテンツSEO

コンテンツ重視のSEO対策。

「ブラックハット」のような自作自演的な作業・施策を通じて検索キーワードを吊り上げるのではなく、検索ユーザーの「検索意図は何か?」「このキーワードからユーザーはどんな情報を探しているのか?」などを重点的に考慮する。

そのうえで、ペルソナ(※)等で仮説を立てたうえで「ユーザーが求めている情報を提供」することを意識したコンテンツを作成することで集客・収益化する試み。

(※「ペルソナ」とは、人物像(年齢、性別、職業、どんな悩みを抱えているか、普段どんなことを考える傾向があるか、等)を指す。ペルソナを予め想定し、検索者の人物設定をすることでコンテンツの構成や内容を設計することができる。)

コンテンツSEOは、「ホワイトハットSEO」の一種、とも捉えることができます。

売上に直結する検索キーワードが存在するからSEO対策する価値がある?

確かに上位表示することによって売上につながるPV、訪問セッションが増えることもあります。その結果、成約数&注文数が増えて結果的に売り上げが増えることもあります。

だからこそいまだに「ビックキーワード(※)でSEO対策して上位表示すればいいんだ!」という考え方が存在します。

(※ 月間アクセスボリューム等の検索回数の大きいキーワード)

この考え方は「ある意味」では正解です。しかし、「100%正しい」とも言えません。

なぜそんなことが言えるのか。

それは、「特定のキーワードだけ抑えていれば飯が食える」という仕組みが既に終わっているからです。

人間はどんな行動をとるか予測不能です。人によっては想定外のキーワードを打ち込んで情報収集したりすることもあります。

つまり、「成約に近いキーワード」が人によってさまざまでバラバラになっているケースもたくさんあるからです。

こういったことが理解できない方が陥る「罠」の一つに『Google キーワードプランナー』で調べた月間アクセス数の多いキーワードでSEO対策する、というものがあります。

すなわち、「とりあえずアクセス数が多いキーワードで1位とればSEO対策は十分だろ。だから、なんでもいいからアクセス数の多いキーワードで1位を取れ!」という考え方です。
(※SEOの知識が古いままになっている方にこのようなことを仰る方がいます)

まず第一に、アクセスが多いキーワードで1位を獲得することは現在の検索エンジンの仕組みを考えると非常に難しいといえます。つまり、既に「1位を獲得している他のサイトを押しのけて更にその上位をゲットする」という状況を作り出すことは実現がほとんど不可能に近いといえます。(※仮に実行するにしても、費用対効果が悪すぎて話になりません。しかも、効果は一時的なものです。)

第二に、仮に月間アクセス数の多いキーワードで「1位」を取ったからといって以前(2012年より昔の時代)のように成約数や売上が爆発的に増えるわけではない、ということです。(これについては別の機会で詳しくご説明しましょう。)

これが冒頭で申し上げた「ある意味では合ってるかもしれないが、ある文脈では合っていないともいえる」の言葉の意味です。

しかも、「1位を取れば売上が増える」かどうかについては、扱っている商品の性質、業界、キーワードの内容などによって状況が様々なので、「アクセスの多いキーワードで上位表示することだけを考えればいい」という考え方は誤っているといえます。

では、SEOの本当の目的は一体何なのか?

SEO対策と聞くと、多くの企業人、或いは、個人事業主、アフィリエイターの方は、「売上を上げるための一つの手段にすぎない」程度にしか認識されていないのかもしれません。

ですが、当ページでSEOの歴史をご説明してきましたように、SEO対策の意味が大きくかわってきているんです。

SEOの意味を理解する一番の方法はGoogleの公式サイトでガイドラインの原文(英語)を読んでみるのが一番いいかもしれません。ただ、公式サイトの原文は英語なので、Googleが考えていることを簡単に以下にまとめておきましょう。

Googleが考えていること(目指していること)とは?

Googleが考えていること・目指していること

  1. 全ての検索ユーザーにとって分かりやすく、有意義な情報を提供できるような仕組み作り
  2. ユーザーを意図的に騙すような情報のブロック(悪質な意図をもったサイトを検索エンジンから排除)
  3. ユーザーの検索意図に可能な限り正確にマッチするような情報の掲載。そのための改善。
  4. ユーザーの検索目的に沿っていない情報により利便性が損なわれる事態を防ぐ。そのための改善・取り組み。

Googleが目指していることは他にもたくさんありますが、これだけ読んでいただければGoogleが検索エンジンに対してどのようなことを理想として掲げているかお分かりですね?

逆にいえば、Googleが理想・目的としていることに違反するようなことを悪意・意図をもって積極的に行うことは「自滅」を意味します。
(なぜなら、検索エンジンからアナタのWebサイトが削除、もしくは、「圏外」に追放されるので。)

「SEO対策」の「対策」という言葉には、もともとこのような「意図的な」といったニュアンスが込められているものでした(2012年以前の時代では)。

今後SEOはどうなっていくのか?

2017年現在では、「いかにして検索ユーザーにとって役立つような、価値のある質の高い情報を構築していけばいいか?」という考え方がSEOの本質となっています。

「他人を押しのけてでも、自分のサイトをキーワードで上位表示させて売上を伸ばす」という自己中心的な考え方から「如何にして人に貢献するような情報を構築していけばいいか」を考えていく時代に変わった、ということなのです。

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